1977年(昭和52年)頃に鉄系の脱酸素剤「エージレス」(AGELESS)が三菱瓦斯化学(現・三菱ガス化学)によって商品化されたが、食品への応用は同社と三全製菓(現・菓匠三全)の共同研究によりなされた。
エージレス いつまで?
Q:購入してからどのくらいの期間、保存できますか? A:未開封の場合、約6ヶ月が目安です。 (商品によっては短いものもあります。)
エージレス なぜ熱くなる?
食品の包装容器を開封すると、一度に大量の酸素が流れ込んで中の鉄分が急激に酸化し、発熱することがあります。 これは一時的な現象ですぐに冷めます。 発熱量は小さいので、一般的には火傷に至るようなことはありません。
エージレス 何に使う?
食品分野で長期間の「おいしさ」と「鮮度」の保持を可能にしました。 また、その特性を生かし、医薬・医療品・化粧品などの劣化防止、衣類・寝具などの防ダニ・防カビにも幅広く使用されています。
脱酸素剤 食べたらどうなる?
脱酸素剤を誤って食べてしまったら 脱酸素剤の主成分は、黒い鉄粉、無機塩類、ビタミンC、色素など。 いずれも毒性はなく、公的機関の急性毒性試験によって安全性が確認されている成分です。 粉末を誤って食べても中毒の心配はなく、基本的に健康に害はありません。 消化されることなく、自然と排泄によって体外に出てくるでしょう。