一般的に発熱は37.5℃からを発熱と考えられていますが、発熱を何度からにするかという取り決めはありません。 日本の感染症法では、37.5℃以上が発熱で38℃以上を高熱と定義していますが、これも目安になります。 さらに、平熱は人それぞれで、平熱が高い人もいれば低い人もいるわけです。
何で熱が出るのか?
発熱の原因 ウイルスや細菌に感染すると、発熱します。 これは、体内に入り込んだウイルスや細菌の増殖を抑えるための身体の防御 反応。 多くの場合、発熱は短期間で病気も2週間以内に治癒します。 安易に解熱するとウイルスや細菌を助けることになり、完治に時間がかかる場合があるので注意が必要ですよ。
発熱するとどうなる?
発熱すると代謝が亢進します。 体温が1℃上昇すると代謝が13%増加し、熱感、発汗、倦怠感などが生じます。 また、代謝の亢進に伴って各組織で酸素や栄養分が必要とされ、それを供給するために心拍数が増加し、血流速度も上昇します。 熱を作り出すために酸素が必要になるため、呼吸数は多くなります。
発熱 ってどういう意味?
発熱の正しい基準とは? 「平熱」とはその名の通り、「平常時の体温」のこと。 平熱には個人差があり、ご自分の普段の平熱よりも高いと発熱ではないかと不安になるかもしれません。 しかし、一般的には37.5℃以上を医学的な「発熱」とし、38℃以上を「高熱」と考えます。
発熱とは何度か?
日本では感染症法の届け出基準に「発熱とは体温が37.5°C以上を呈した状態をいい、高熱とは体温が38.0°C以上を呈した状態をいう」と書かれていたり、インフルエンザワクチンなどの予診票に「明らかな発熱のある人(37.5°Cを超える人)は予防接種を受けられない」という注意書きがあったりします。