味覚障害苦みなど特定の味だけ強く感じられたり、一時的に全く味覚を感じなくなる場合があります。 症状は治療終了してから半年-1年くらいで徐々に改善することが多いのですが、治療前の状態まで戻らずに微妙な味が感じにくくなる方もいます。 口内乾燥耳下腺などの唾液腺に放射線が当たると唾液の分泌が悪くなり、口の中が乾燥します。
放射線療法 味覚障害 いつまで?
味覚異常は、多くの場合、放射線治療終了後3~4ヶ月で少しずつ回復してくるといわれています。
抗がん剤での味覚障害はどれくらいで治る?
多くの場合、治療が終わって3-4週間程度で回復するといわれています。 ただ、2-3ヶ月かかるという報告もあり、口の中の元々の状態、口内炎(口の中の粘膜障害)の有無、唾液分泌の有無や程度、抗がん薬の種類等によって影響を受けている可能性もあります。
放射線の副作用いつまで?
放射線治療の副作用が起こる時期は、放射線治療中または終了直後のもの(急性期)と、終了してから半年から数年たった後からのもの(晩期)があります。 また、放射線治療の副作用は、全身的なものと、治療される部位に起こる局所的なものがあります。
放射線治療 味覚障害 なぜ?
口周辺に放射線治療を行った場合は唾液腺が萎縮することがあり、これによって唾液の分泌が少なくなることに伴って味覚障害が起きることもあります。 また、がん患者は免疫力が低下していることも多く、それが原因で口の中に感染症が発生すると口内環境が変化して味覚が変わることもあります。