がんが、胸膜や胸壁に浸潤した場合には「胸や背中の痛み」がみられます。 肺の上の方にがんが発生した場合には「肩の痛み」や「うでのしびれ」がみられることもあります。 胸膜にがんがこぼれ落ちて(「播種」といいます。) がん性胸膜炎により胸水が貯まると、「咳」、「息切れ」や「呼吸困難」がみられます。
肺がんになるとどこが痛い?
肺がんは骨や肝臓、脳、副腎に転移しやすく、これらの臓器に転移するとその部位の症状として痛みが生じます。 特に骨への転移が起こりやすく、背中や肩、腰などに痛みを感じていたら、実は肺がんの骨転移だったということは少なくありません。
肺がんは苦しいですか?
おもな症状には咳や胸痛、呼吸困難などがありますが、肺がんに特有の症状はありません。 また、進行してもこうした症状がほとんど出ない場合も多々あります。 そのため早期発見が難しいといわれています。
肺がんは痛みがありますか?
肺がんが進行すると、息苦しさや胸の痛みも また、がんが大きくなって胸に異常に水がたまる(がん性胸膜炎)ことや、肋骨や神経にまでがんが広がっていることが原因で、胸の痛みを感じることもあります。
肺がんは背中が痛くなりますか?
肩や背中の痛みは,肺がんが骨に転移したり,周辺の神経にひろがったときに現れる症状です。 声がかすれるのは 嗄声 させい と呼ばれ,声帯を動かす 反回神経 はんかいしんけい に肺がん自体が及ぶ,あるいは,リンパ節転移が神経を圧迫した場合に気づく症状ですが,声帯ポリープや 喉頭 こうとう がんでもみられる症状です。