肺には、肺胞道、肺胞囊、肺胞が含まれます。 細気管支1本から、数本の肺胞道が分岐しています。 肺胞道の先端は袋状になっており、袋状の部分に数個の小部屋のような構造物があります。 この袋状の部分が肺胞嚢であり、小部屋の部分が肺胞です。
肺胞 どこから?
気管は喉頭から肺まで続く細長い空気の通り道です。 その長さは個人差はあるもののおよそ10〜11cm。 気管が左右の肺に枝分かれしてからは、気管支と呼ばれます。 そこから肺の中では、さらに分岐が進み、その先端に肺胞があります。
肺胞は何個?
肺胞は肺に約3億から6億個あるといわれています。
肺の病気は何科?
呼吸器内科では、肺や気道等に関する疾患を扱います。 咳や痰などの症状について、診断を行って適切な治療を行います。
肺 どこからどこまで?
鼻と口にあたる鼻腔と口腔を起点にして、気管→左右主気管支→肺葉気管支→区域気管支→亜区域気管支の順に分岐を繰り返して、肺の中にある肺胞(肺胞嚢)に到達します(図1)。