24 мар. 2020 г. · ニッポン放送「草野満代 夕暮れWONDER4」(3月19日放送)で、「肺活量」に関して医師が回答した。 番組に寄せられた健康の疑問『肺活量の検査って何が .
肺活量低下の原因は?
(1)拘束性障害:肺活量の低下は、呼吸する肺の組織が減少するなど、胸膜の病気などが 原因だと考えられます。 (2)閉塞性障害:1秒率の低下が主な原因です。 ①気道閉塞:喘息、慢性気管支炎、びまん性細気管支炎 ②肺気腫:慢性閉塞肺疾患(COPD)は特に近年多くなっています。
肺活量が低下するとどうなる?
肺活量の減少は、痰を出すための咳嗽力 (咳の力)の低下を引き起こし、結果として痰が溜まりやすくなり ます。 痰が溜まると感染を引き起こしやすくなったり、酸素の通り 道を塞ぐと無気肺(肺の中に酸素が入らなくなる部分)を生じ、重 篤な肺障害を引き起こすきっかけとなります。
呼吸機能低下の原因は?
気道の閉塞、肺組織の損傷、 肺周囲の骨や組織の障害、肺を正常な形に保つ筋力の低下なども 呼吸不全を起こす一般的な原因です。 (補足)急性の場合には、換気不良の室内、高山病、航空病などが 発症の原因となることもあります。
一秒率 低下 なぜ?
70%以上が正常ですが、1秒率が低下している場合は閉塞性換気障害(気管支が狭くなっているために起こる呼吸機能障害)が疑われます。 閉塞性換気障害には、気管支ぜん息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)などがありますが、どの疾患も気管支が狭くなっているので、一気に息を吐き出すことができず1 秒率が低下するのです。