肺気腫の症状 息切れ、咳、痰、痩せが、主たる症状です。 息切れは、季節変動や、日内変動がそれほど著しくなく、体動時に強くなり、休むと改善します。 咳は、肺気腫に感染症を伴ったり、肺性心になったときなど、急性増悪の時に多く認められます。
肺気腫 何疾患?
呼吸器内科 / COPD(肺気腫) COPDとは肺や気管支に炎症が起こり、長期にわたり気道が細くなる病気です。 従来、慢性気管支炎、肺気腫(はいきしゅ)などと呼ばれてきました。
じん肺 どんな病気?
主として小さな土ぼこりや金属の粒などの無機物または鉱物性の粉じんの発 生する環境で仕事をしている方が、その粉じんを長い年月にわたって多量に吸 い込むことで、肺の組織が線維化し、硬くなって弾力性を失ってしまった病気 をじん肺といいます。
肺気腫 進行すると どうなる?
肺気腫に限らず、多くの呼吸器疾患は、進行すると、体の中に酸素を十分得ることができない状態、呼吸不全を生じます。 呼吸不全とは、空気を吸入している時の、動脈血の酸素分圧(PaO2)が、60mmHg以下に低下した状態です。 (正常PaO2:80-90mmHg)。
肺気腫がみられるのはどれか?
咳、咳嗽(がいそう)、喀痰(かくたん)、労作時呼吸苦、喘鳴(ぜんめい)などがみられる。 診察所見としては、息の呼出ができず肺が過膨張となるため、呼気は延長し呼吸音は減弱する。 また、肺の過膨張により胸郭の前後径が増大し、ビア樽状胸郭となる。