すこやかライフNo.49 2017年3月発行. COPD 医療トピックス:COPD(慢性閉塞性肺疾患)の栄養療法. やせるだけでなく筋肉量が減ることも問題. 体重が減るとCOPDが増悪し .
肺気腫 痩せ なぜ?
COPDの患者さんがやせる理由 食事で十分な量をとれない。 その結果栄養不足となり、重症になるに従って、しだいにやせてしまいます。 こうなると呼吸に使う筋肉が弱って、さらに苦しくなります。 また呼吸リハビリテーションも十分に行えなくなり、その結果体力が衰え、呼吸機能が低下するという悪循環に陥ります。
肺気腫で死にますか?
・厚生省の人口動態統計(1996)によると、COPDによる死亡者は、約1万2千人です。 また、65歳以上の慢性気管支炎および肺気腫による死亡率は約1万人となっています。
呼吸器疾患 体重減少 なぜ?
なぜ体重減少が起こるのか? 使用するエネルギーが増える:エネルギー代謝の亢進 慢性閉塞性肺疾患の患者さんでは、呼吸が荒くなり、呼吸運動によって消費するエネルギーが増えてしまいます。 結果、エネルギーを使わない安静にしている時でも、健康な人よりエネルギーを多く使い、体重が減少します。
肺気腫 どうしたらいい?
肺気腫になった場合の治療 肺気腫になってしまった肺は正常に戻ることはありません。 しかし肺気腫の場合、病気の進行を抑える処置が必要です。 喫煙者は、病気の進行を抑えるために禁煙が必要です! 自覚症状を軽くする治療としては、吸入用気管支拡張薬とテオフィリン製剤等もあります。