標準的な手術では全身麻酔下で、まず、切除する肺葉側の背中からわきにかけて、肋骨(ろっこつ)と肋骨の間を約15~20cm切開します。 体の後ろ側から体の側方を開くため、後側方開胸と呼ばれます。
肺の手術 どこを切る?
手術の方法としては、胸を切開して病巣を切除する「開胸手術」と、胸部に胸腔鏡を挿入しながら病巣を切除する「胸腔鏡下手術」の2つの方法があります。 近年では、患者さんの負担が比較的少ないことから、胸腔鏡下手術が広く用いられています。
開胸手術 どこを切る?
開胸手術 開胸手術は、肋骨(ろっこつ)と肋骨の間を大きく切開する手術法です。 進行がんや、がんが太い血管の近くにあるなど高度な処置を要する場合は、開胸手術のほうが安全なことがあります。 最近は、開胸手術も8~10cmほどの切開ですみ、体への負担が軽くなっています。
肺がん 手術 何時間?
肺がんの手術時間は、どのような内容の手術をおこなうかによって異なりますが、2〜4時間程度が多いでしょう。 一般的に、切除する範囲が大きいほど手術時間は長くなります。
肺がん 進行 何年?
このように肺がんの多くは超早期がんの状態から2~3年の間に進行していきます。 そのため少なくとも2年に1回ほどのCT写真が早期の末梢型肺がんの発見に重要です。