A:肺の病気、肺の炎症なので、呼吸症状が主体です。 すなわち、咳や痰、ゼーゼー(喘鳴)などです。 さらに、炎症の全身反応として、発熱して、食欲が低下し、水分も取れなくなって脱水症状を起こすこともあります。 ひどい肺炎では、呼吸困難をきたして人工呼吸器を必要とすることもあります。
肺炎を放置するとどうなる?
肺炎は、症状がかぜとよく似ているため、気づかずに放置しているケースが多く、その結果、重症化して亡くなることがあります。
肺炎は何日ぐらいで治りますか?
原因となった微生物に抗生物質が効けば、7日程度の治療で肺炎の多くは治ります。 肺の慢性疾患を持つ場合や、肺炎により肺が化膿している場合(肺膿瘍)、免疫が弱い人に起きた肺炎、薬が効きにくい菌(耐性菌)による肺炎などでは、より長期間の抗生物質治療が必要になる場合があります。
肺炎になりかかっているとはどんな症状?
高熱、悪寒(寒気)、全身倦怠感(全身のだるさ)、筋肉痛などの全身症状は一般的に少なく、同様にウイルスで起こるインフルエンザとの違いでもあります。 一方、肺炎では38℃を超える発熱が数日間に渡って持続し、悪寒や全身倦怠感(全身のだるさ)に加え、呼吸困難感・息切れを伴う場合もあります。
肺炎はどうしてなるんですか?
肺炎を起こすしくみ 風邪をひく、インフルエンザにかかる、歳をとって体力が衰える、糖尿病、呼吸器や心臓に持病があるといったことが原因になってからだの抵抗力(免疫力)が弱まると、細菌などに感染しやすくなります。 こういうときに細菌が肺に入り込むと、肺で増殖し炎症が起こり、肺炎を発症します。