粉瘤の袋にたまった角質や皮脂が袋の外に漏れ出ると、皮膚と触れることで異物反応を起こして炎症が起こります。 また、粉瘤には小さな穴(皮膚開口部)があり、そこから細菌が侵入することでも炎症が起こります。 粉瘤において、「炎症期~感染・膨張期」にあるものを炎症性粉瘤と呼びます。 4 авг. 2021 г.
粉瘤 何度も炎症?
まれですが、炎症を何度も繰り返している粉瘤の場合、粉瘤の内容物があちこちにあり、粉瘤をすべて取り切れない可能性はあります取り残してしまった場合、数年後に再発する可能性はあります。 その場合、再治療の必要性もあります。
粉瘤 炎症 いつ治る?
切開法を行い、内部を清潔に洗浄することで徐々に炎症は治っていきます。 ただし粉瘤の壁(袋の成分)は残ったままなので、いずれは再手術を行うのが前提となります。 また粉瘤の壁が残っていれば異物反応が続きますので、痛みが引く、落ち着くまでに時間(最低でも2週間以上)がかかってしまいます。
粉瘤 なぜ腫れる?
炎症もないアテローム(粉瘤)の状態なら痛みもかゆみもありません。 しかし、アテロームの細菌が侵入すると化膿してきて腫れや痛みを伴うようになります。 これは「炎症性アテローム(炎症性粉瘤)」と呼ばれ、すみやかに適切な治療が必要です。
炎症性粉瘤 何科?
粉瘤は、基本的に皮膚科で診察をお勧めします 粉瘤は皮膚のトラブルの一つですので、基本的には皮膚科を受診されることをお勧めします。 また、粉瘤自体は珍しい疾患ではありませんが、手術の症例数が多い皮膚科を選ぶほうが安心です。