一方、症状が重い場合や抗生物質でも炎症が進行してしまった場合は「切開排膿」と言って、腫れた部分にメスを入れて中の膿を出す必要があります。 膿を出してしまうと症状は急速に落ち着きますが、数日間は膿や浸出液の排泄がありますのでガーゼ交換が必要です。
粉瘤 ガーゼ交換 いつ?
炎症が強い粉瘤の場合、粉瘤を切開して中にある膿をきれいに取り除きます。 膿を取り除いたらガーゼで中をきれいに消毒します。 数日、通院してガーゼ交換をおこない、粉瘤の中をきれいに消毒していきます。 2~4週間ほどでしこりが小さくなってきたら外科的切除(感染していない粉瘤の治療法)でしこりを取り除きます。
粉瘤 手術後 入浴 いつから?
開ける穴の大きさは、粉瘤の部位・大きさにより変わってきます(2~6mm)。 手術当日から入浴できます。 1~2週間程度で治癒します。
粉瘤手術 抜糸 何日後?
くり抜き法(へそ抜き法) 部位や傷の大きさによっては、縫合しない方が綺麗に治るため、縫合しないこともあります。 6mmの穴をあけた場合は、10日~2週間ほどで傷がふさがります。 縫合すれば、術後5~7日で抜糸ができます。
粉瘤 手術 何時間かかる?
手術時間 癒着のない小さな粉瘤は5分程度、大きな粉瘤でも10~15分程度で手術を終えます。 ※巨大なものや癒着の強いものは時間がかかることがあります。