分娩所要時間(お産にかかった時間)は、本格的な陣痛が始まった第1期から、胎盤娩出までの第3期までの合計時間をさします。 初産婦で、30時間未満、経産婦(2人目以上を出産する人)で、15時間未満を「正常分娩」といいます。
正常分娩の期間は?
出産は、妊娠期間のどの段階で分娩に至ったかにより正期産、早産、過期産に分けられます。 【正期産】37週0日~41週6日までの間の出産。 胎児の発育は充分であり、この時期であれば、いつ出産しても出生後の発育に支障がないと考えられます。 【早産】22週0日~36週6日の間の出産。
分娩所要時間の平均は?
分娩所要時間とは陣痛開始から胎盤娩出までの時間であり、初産婦では 12~16 時間、経産婦では5~8時間である。 Williams Obstetrics 19thでは分娩第1期は、 初産婦で約8時間、経産婦で約5時間、分娩第II期は初産で平均.50分、経産で 平均 20 分である。
初産の平均分娩時間は?
分娩全体に要する時間は平均すると初産で約14時間、経産で約8時間と言われています。
お産にかかった時間 いつから?
分娩の始まりは、本陣痛が始まったときからカウントします。 専門家も以下のように言っています。 30秒以上続く、強い痛みを伴う規則的な陣痛が10分以内の間隔で、周期的におこったときをいいます。 分娩時間は、分娩室に入ってからの時間ではないです。