昆虫アレルギーの中で、蜂刺傷や蟻咬症は全身アナフィラキシー(即時型反応)を起こし致死 的な経過をたどることがあります。 本邦では蜂刺傷による死亡数は年間 20 名前後と報告され、その多くはショック死が原因であります。
何度も蜂に刺される?
つまりハチに2回刺されると危険だと言われているのは、体内に一度刺された時に出来た蜂毒に対する抗体があると、アナフィラキシー症状が引き起こりやすいためです。 「短期間に2回以上ハチに刺されてしまうとアナフィラキシーショックを引き起こしやすくなる」という調査結果も報告されています。
蜂アレルギー 何科?
蜂に刺されたときは、内科、皮膚科、アレルギー科を受診しましょう。
スズメバチ 何型アレルギー?
ハチ刺されによる全身症状の多くは、主にハチ毒に対するIgE抗体を介したI型アレルギー反応によって引き起こされ、アナフィラキシーと呼びます。 日本では、ハチ毒アレルギーによるアナフィラキシーショックによって毎年30人前後の人が死亡しています。
アナフィラキシー いつ はち?
蜂毒は反応時間が早く、蜂に刺されてからその多くは約15分以内には症状が出てきます。 症状が早くあらわれるほど重症になることが多く、場合によってはアナフィラキシーショックを起こします。 さらに、アナフィラキシーの症状が出てから心停止までの時間は15分という報告があり、速やかな治療が必要です。