仏教におけるお墓の原点はお釈迦様 仏教において、お墓の原点はお釈迦様の存在にあるといわれています。 お釈迦様は、紀元前566年ごろにインドに近いネパールで生まれてから紀元前486年ごろまで生き、80年の生涯を送ったそうです。
墓参り 習慣 いつから?
江戸時代後期にやっとお墓が解禁 したがって、一般庶民がお墓を建てられるようになったのは、江戸時代も後期になってからということになります。 今から170年ほど前のことですね。 なので、今のお墓にまつわる風習は、お参りも含めて、このころから始まったと考えられます。
墓石はいつから?
庶民が墓石を建てる習慣は、戦国時代の畿内に始まった。 江戸時代になると檀家制度が確立し、人々に先祖に対する供養や葬儀、墓など仏事が生活の中に定着したことにより、全国的に見られるようになった。 船で遠方の石材を運んだり、各地に石切り場や石工が増えたりしたことで、以前より墓石を安く入手できるようになったことも背景である。
お墓の文化 いつから?
現代の古代学でさかのぼれる範囲で言うと、お墓の歴史は約15000年前から約2300年前の縄文時代に始まります。 縄文時代のお墓は単に遺体を素掘りの穴の中に身体を曲げるようにして埋葬していたものです。
先祖墓 いつから?
決まった場所に決まった方法で埋葬され、明治民法第987条「系譜、祭具及ヒ墳墓ノ所有権ハ家督相続ノ特権ニ属ス」とあるように家単位で先祖を祀る、ということになったのです。 明治政府は庶民に「名字」をつけ、民法でお墓は個人ではなく「○○家」単位で持つということになっていったのです。