急性副鼻腔炎の場合は青っぱなのようなうみの混じった鼻汁がよく見られ、慢性期には白い粘調な鼻水が多く認められます。 これはアレルギー性鼻炎に特徴的な透明でさらさらした鼻水との鑑別点にもなります。 副鼻腔炎の場合には鼻水が前に出るだけではなく、のどの方に流れて咽頭炎や気管支炎の原因になることもあります。
蓄膿症 どんな鼻水?
ドロっとした黄色い鼻水 風邪やアレルギー性鼻炎の鼻水は、透明でサラサラしていますが、炎症が副鼻腔にまで及んで、ちくのう症(蓄膿症)になると、粘度のある黄色の鼻汁に変わります。 さらに症状がすすむと緑色の鼻水になることも。
蓄膿症はどんな症状が出ますか?
副鼻腔炎(蓄膿症)は、風邪かぜのウイルスや細菌、アレルギーなどにより、副鼻腔の粘膜ねんまくに炎症が起こることで発症します。 風邪(ウイルスや細菌感染)やアレルギーなどがきっかけで鼻の中で炎症が起きると、鼻の粘膜が腫はれたり、ドロドロした鼻水が出てきたりします。
副鼻腔炎 何科を受診?
耳鼻咽喉科を受診してください。 副鼻腔炎は鼻内視鏡やレントゲン、CT検査をしないと詳しい診断ができません。 慢性化した場合の治療方法は抗菌薬を通常の半分の量で長期間服用するマクロライド少量長期療法やネブライザー療法を行います。
鼻水はどこに溜まるのか?
ネバネバの鼻水は鼻の穴とほぼ水平方向の一番奥、のどに近いところにたまっています。 ノズルは、鼻の穴の水平方向へゆっくり入れていきましょう。