手術した副鼻腔の粘膜が落ち着くまでには最低でも3か月程度かかります。 それまでは鼻の粘膜は炎症をおこしたり癒着したりしやすい状態ですので家で鼻洗浄(鼻うがい)を続けることが大変重要となります。 手術後、ポリープなどが再発せずに良好に経過する割合は70%程度です。
副鼻腔炎 術後 鼻洗浄 いつから?
詰め物を抜去した日もしくは翌日から1日3回程度の鼻洗浄を行っていただきます. 副鼻腔の清掃を行います. 内部にたまった血や滲出液(組織からにじんでくる液体)を外来で吸引して除去します.
副鼻腔炎手術後鼻詰まりいつまで?
手術により、一時的に粘膜の腫れや血が付着するため、鼻つまりは術後1~2週間程度続きます。 術後、最初の2週間は、週に1回程度診察し、以後は、徐々に診察の間隔を長くしていきます。 手術で、副鼻腔を鼻腔に開放しますが、定期的に観察・処置をすることで、開放した副鼻腔が閉鎖するのを防ぎます。
副鼻腔炎 手術後通院いつまで?
④ 術後の通院について術後は手術から1週間後、1ヶ月後、2~3ヶ月後に再診していただきます。 術後2、3ヶ月後にCTを撮らせていただき、問題なければ通院は終了になります。 難病である好酸球性副鼻腔炎(こうさんきゅうせいふくびくえん)の方は、術後も1~2ヶ月に1回の通院が必要になる方が多いです。
副鼻腔炎 後鼻漏 いつまで?
鼻づまり、鼻水、濃い鼻水がのどに回る(後鼻漏)、咳が出る、頭痛、顔面痛などの症状が急に現われます。 おおむね1カ月くらいで自然に軽快していきます。