副流煙には、多くの有害物質が含まれています。 ニコチン・タール・一酸化炭素などが代表的な有害物質として有名です。 また、副流煙による健康被害としては、以下のようなものが考えられます。 ・喘息などの呼吸器障害・肺がん・動脈硬化・心筋梗塞などの症状です。 1 дек. 2021 г.
副流煙 害 どのくらい?
副流煙は主流煙に比べて毒性物質の濃度がかなり高く、ニコチンなら2.8倍、タールは3.4倍。 発がん性があるニトロソアミンという物質にいたっては、25~100倍も濃度が高まっています。 受動喫煙による健康被害は大人では動脈硬化を進ませて、脳卒中や心筋梗塞、肺がんなどを引き起こします。
副流煙 いつまで残る?
よく、家の中で吸えないからと、ベランダや玄関先でたばこを吸う人もいるが、実はたばこを吸った後は、すぐに子供に近づいてはいけない。 受動喫煙に詳しい、産業医科大学・大和教授は「(目に見えない)煙の成分は、たばこを吸い終わった後も20~30分は呼気から出つづけている」と話す。
なぜ副流煙の方が悪い?
主流煙にはかなりの有害物質が含まれていることはもちろんですが、副流煙は燃焼温度が低くフィルターを通過しないため、有毒物質が主流煙の何倍も濃度で含まれていることがわかっています(表)。 主流煙より副流煙のほうがもっと危険なのです。 室内の空気を汚染するタバコの煙は、主流煙と副流煙とが混ざり、環境タバコ煙と呼びます。
副流煙 害 何倍?
たばこに含まれる三大有害物質と呼ばれるニコチン(※1)、タール(※2)、一酸化炭素(※3)について比較すると、副流煙に含まれるニコチンは主流煙の2.8倍、タールは3.4倍、一酸化炭素は4.7倍になります。 たばこが単なる「好き嫌い」や「嗜好品」として片づけられるものではないと言われるのはこのためです。