1987年にデュボアが、以前より診断目的で使われていた腹腔鏡を治療に応用して行った、腹腔鏡下胆嚢摘出術が腹腔鏡手術の始まりといわれています。
腹腔鏡手術の歴史は?
日本で初めて腹腔鏡下胆のう摘出術を行った山川達郎 1970年、フランスの産婦人科医セムが、腹腔鏡下に、専門領域を越えて虫垂切除を行ったことを知り、当時アメリカに留学していた消化器外科医・山川達郎は、上司のバーシーと共に、腹腔鏡下手術の妥当性を証明すべく実験を行った。
腹腔鏡の歴史は?
歴史 1902年にドイツの医師ゲオルグ・ケリング(ライプツィヒ大学、ベルリン大学教授・1866年~1945年)によって腹腔鏡によって犬の腹腔内の観察が行われたことが最初の報告されており「独 Kolioskopie」と称されていた。
腹腔鏡手術 どこから?
腹腔鏡手術は、臍部(おへそ)の周囲から直径2~10 mmの内視鏡を腹腔内に挿入し、テレビモニター上に映し出された映像を見ながら手術を行う新しい術式です。
手術 いつから 歴史?
明らかに手術に使用されたと確認されているのは、エジプトで発見された紀元前1300年代の腫瘍摘出用のナイフでしょう。 エジプト文明下において手術などの医療技術は大いに進歩しました。 もちろんギリシャ、ローマ時代に大きく発展したことは周知の事実ですが、その基礎を築いたのはエジプト文明の時代でした。