薬による下痢は、服 用後すぐに起こる急性的な下痢と、服用後1~2ケ月経過してから 起こる遅発性の下痢がありますが、一般には薬を使用し始めて1~ 2週間以内に起こることが多いといえます。 さまざまな薬が予期しない下痢を起こすことがありますが、一時 的なものがある一方で、放置すると重症化するものもあります。
下痢って何?
便の水分が異常に増え、液状またはそれに近い状態を「下痢便」、通常より少し軟らかい状態を「軟便」といいます。 下痢便や軟便を繰り返し、腹部不快感や腹痛を伴う状態を「下痢もしくは下痢症」といいます。
抗がん剤 副作用 下痢 いつから?
粘膜障害による下痢 化学療法により消化管粘膜が障害を受けたり、白血球減少時に腸管感染が起きたりすることが原因となると考えられます。 一般に治療開始後10日目から14日目に現れます。
抗がん剤 副作用 下痢 いつまで?
抗がん剤の副作用で起こる下痢の原因は、大きく2つあります。 一つは、抗がん剤で副交感神経が刺激されて、腸管運動が亢進したり、水分吸収阻害が起こり、下痢が起こります。 このタイプは抗がん剤投与開始後24時間以内に起こり、多くの場合持続時間は短く一過性のものです。
抗生物質 副作用 下痢 いつから?
主な症状は下痢です。 抗生物質を飲み始めてから1~2週間でいつもより回数の多い柔らかい便、水のような下痢、どろっとした便が出ることがあります。 また、腹痛やおなかが張る感じがする、吐き気がする、熱が出るといった症状が出ることもあります。