感染症の潜伏期間で最も長いのはどれか。 インフルエンザの潜伏期間は1~3日とされる。 結核の潜伏期間は一般に半年~2年(小児はやや短くなる)であるが、最も長い場合には数十年となることがある。 ノロウイルス性胃腸炎の潜伏期間は一般に1~2日である。
針刺し事故で感染するのはどれか?
針刺し事故で感染するウイルスとして、B型肝炎ウイルス、C型肝炎ウイルス、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)などが挙げられる。
飛沫感染をするのはどれか?
飛沫感染は、咳やくしゃみ、会話などで飛び散ったしぶき(飛沫)を吸い込むことにより感染するものであり、インフルエンザ、マイコプラズマ肺炎など。 空気感染は、空気中を漂う飛沫核を吸い込むことにより感染するものであり、結核、麻疹、水痘など。
ガフキー号数を指標とする感染症はどれか?
結核菌の検出にはチール・ネルゼン染色(図2)が用いられる。 喀痰中に含まれる結核菌の大まかな菌数は、「ガフキー号数」で表す(表3)。
日和見感染症として発症するのはどれか?
日和見感染となるのは、ニューモシスチス肺炎のほか、多剤耐性緑膿菌感染症、カンジダ症、サイトメガロウイルス感染症、トキソプラズマ症などがある。 感染防御機能が低下しているときに、健康な状態であれば感染しない微生物に感染することを日和見感染という。