乾性咳そうは、咳そうそのものが苦痛となる病的咳そうであるため、咳そうそのものが治療対象となります。 主な原因は、アトピー咳そう、咳喘息(せきぜんそく)、ACE阻害剤による咳そう、胃食道逆流症、喉頭アレルギー、間質性肺炎、心因性、気管支結核などがあります。
乾いた咳 なぜ出る?
熱はないのに乾いた咳が続く場合、アレルギーや乾燥が原因となっているケースが多いです。 乾いた咳が出ていても、空気の乾燥や喉の一時的な乾燥が原因であれば、一旦様子を見てもいいでしょう。 「湿った咳」は、痰が出る咳で、気管支の炎症によって分泌液が増えている状態です。 「渇いた咳」は、痰が出ない咳です。
乾性咳嗽がみられるのはどれか?
乾性咳嗽は、咳喘息、アトピー咳嗽、百日咳、間質性肺炎、肺がんなどでみられることがある。 また、心不全などの心原性の疾患で起こる。 ACE阻害剤などの薬剤の副作用として乾性咳嗽を生じることもあり、注意が必要。 一方、喀痰を伴う咳は湿性咳嗽という。
乾いた咳の症状は?
「痰の絡まない乾いた咳が出る」の原因と考えられる主な病気には次のものがあります。咳喘息結核(皮膚腺病を含む)感染症軽快後の気道過敏症急性・慢性/気管炎・気管支炎気管支喘息肺線維症急性HIV感染症アトピー喘息
乾燥による咳の治し方は?
粘膜が乾燥することで起こりやすい乾いた咳には、のど粘膜の潤いケアがおすすめです。 部屋を加湿して湿度を保つ、こまめに水分をとってのどを潤す、飴をなめるなど、のどの粘膜を常に潤すよう工夫しましょう。 お湯を沸かして蒸気を吸入するのもおすすめです。 逆に、粘膜を乾燥させるようなものには注意が必要です。