肛門腺は犬に限らず、多くの哺乳類の肛門の左右にある一対の腺のことで、とても臭い物質を分泌することから「ニオイ袋」とも呼ばれます。 特に、肉食のイタチやスカンクの肛門腺は発達していて、外敵から身を守るための最後の攻撃の役割を持っています。 7 окт. 2019 г.
肛門線 なんのためにある?
肛門腺はイタチやスカンクだけにある訳ではなく、犬や猫にもあるのです。 肛門腺で生産される分泌液は、犬や猫それぞれの個体毎に異なるにおいをしているため、個体を識別するために使われています。 犬や猫同士がお互いのお尻のにおいを嗅ぎ合っているところをみたことがある方もおられるのではないでしょうか。
肛門腺 絞らないとどうなる?
現代の飼い犬は、自力で分泌液を排出できなくなった影響で、病気になるリスクがあります。 分泌液を肛門腺から排出できなくなると、肛門嚢にその分泌液がどんどん溜まっていきます。 そんな状態をずっと放置しておくと、細菌が繁殖して炎症を起こし、「肛門嚢炎(こうもんのうえん)」になってしまうのです。