加齢により口や顎の筋力低下や萎縮のため、唾液腺に刺激が伝わらず唾液分泌量は低下し、唾液の粘稠度は上昇する。 粘つくことにより、咀嚼・嚥下障害が起こりやすくなる。
高齢 嚥下機能低下 なぜ?
高齢になると、う蝕や歯周病の進行により歯を失ったり、舌の運動機能、咀嚼(そしゃく)能力、唾液の分泌、味覚なども低下したりします。 加えて口腔の感覚も鈍化するため、咽頭へ食べものを送り込む能力が低下するなど、口腔の問題が摂食嚥下機能を障害するようになります。
高齢者に起こりやすい感覚機能の変化はどれか?
高齢になると、加齢に伴って「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」のいわゆる五感に加えて、「平衡感覚」「運動能力」「免疫能」など幅広く身体機能の低下が生じます。
嚥下障害 高齢者 何科?
まずは、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、神経内科、消化器科、歯科、歯科口腔外科、などを受診することをおすすめします。
老年期にみられる身体的な変化はどれか?
老年期にみられる身体的な変化はどれか。 加齢に伴い血管の弾性が低下し、血管内腔が狭くなるため、血管抵抗は増大する。 それゆえ、老年期には高血圧を来しやすい。 加齢に伴い消化管運動が低下するため、老年期には便秘が生じやすい。