高齢者に多い骨折の部位は、太ももの付け根(大腿骨頚部)、手首、背中、肩などの骨です。 特に太ものの付け根の骨を骨折すると、立つことや歩くことができなくなり、要介護や寝たきりになる危険が高まります。 22 дек. 2021 г.
大腿骨骨折 寝たきり なぜ?
大腿骨頸部骨折と診断された場合、ほとんどは手術を行ってできるだけ早くリハビリを開始します。 なぜなら、手術しない場合は長期間ベッドで安静にする必要があるため、その間に認知機能や筋肉が衰えて寝たきりとなってしまうことが多いからです。
なぜ高齢者は骨折しやすいのか?
高齢者は加齢のため骨代謝の働きが悪くなり、新しい骨が作られずに密度が低下して、骨がスカスカになってしまいます。 この状態を骨粗鬆症(こつそしょうしょう)と言います。 骨粗鬆症になると骨密度や骨量が減り、骨がもろくなって骨折しやすくなってしまいます。
高齢者の骨折でよくみられるのはどれか?
このうち、高齢者の転倒による骨折で最も多いのは、大腿骨頸部骨折です。 閉経や加齢に伴い、高齢者は骨量の減少がみられます。 また、平衡感覚・視力・筋力などの低下により、容易に転倒を招きやすくなります。
転倒 寝たきり なぜ?
転倒は寝たきりにもつながる 転倒でケガや骨折をすると、治るまで体を動かす機会が減ってしまいます。 体を動かさない状態が続くことによって、どんどん筋力や体力が衰えていくのです。 そこから他の病気を併発したり、持病が悪化することもあります。 そして身体的な面だけでなく精神的なダメージも受ける場合があります。