「葛根湯」は発汗を促すことで熱を下げ、かぜを治そうとします。 最近の西洋医学的な基礎研究でも、抗炎症作用などが確かめられています。 基本的に急性期に用いる薬で、使うのは発病後1~2日が目安とされています。 「葛根湯」はかぜに限らず、鼻炎、頭痛など、炎症が起こって熱が出るような急性の病気の初期にも広く使われます。
葛根湯毎日飲んでも大丈夫ですか?
【1】「感冒、鼻かぜ、頭痛」に用いる場合 風邪の症状は急性のものであり、通常数日の服用で何らかの改善がみられます。 数日服用しても症状の改善がみられない場合は、服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
葛根湯 効き目 何時間?
1-2時間で血中濃度はピークを迎えます。 だから速効性があるわけですが、逆に副作用を考えると、例えばお年寄りで前立腺肥大のあるような方ですと、おしっこが出なくなってしまう事もあるのです。 ですから3-4時間は間隔を空けて欲しいのです。 肩こりにも効果的です。
葛根湯はいつ飲んでもいいの?
葛根湯を飲むタイミング 葛根湯の飲み方は、成人では、「1日7.5gを2-3回に分けて、食前若しくは食間に水またはぬるま湯で飲みます。」 年齢や体重、症状などによって量は適宜増減されます。 胃に何も入っていない状態で飲むほうが吸収は良く、効果的であるため、「食前」又は「食間」に飲みます。
葛根湯はなぜ効くのか?
免疫細胞とウイルスが戦いはじめると、喉の痛みや倦怠感のような炎症症状が出始めます。 このとき葛根湯は、炎症を抑えて症状を改善してくれる働きもあるのです。 ウイルスを撃退できずにさらに症状が進んでしまった場合には、交感神経を刺激する作用で発熱を促し、免疫細胞がウイルスを撃退するのをサポートします。