いわゆる「ホットフラッシュ」という、のぼせやほてりは、更年期障害の代表的な症状のひとつです。 急に顔が熱くなったり、汗が止まらなかったりします。 自律神経の調節がうまくいかず、血管の収縮・拡張のコントロールができなくなることが原因です。
更年期 ホットフラッシュ どんな時?
「ホットフラッシュ」とは、上半身ののぼせ、ほてり、発汗などが起こる、更年期障害の代表的な症状です。 急に顔が熱くなったり、汗が止まらなくなったりします。 「上半身だけ暑くて、のぼせて、食事もできないほど…」 「冬でも突然、頭と顔に大汗をかくので恥ずかしくて人前に出られない…」など、更年期世代の女性に多い悩みです。
更年期のホットフラッシュはいつまで続くのか?
更年期障害の「ほてり」は、月経が不順になるころから出現し、閉経前後にピークがあり、閉経後1年くらいでおさまってくるという場合が多いようです。 中には、閉経後10年以上続く場合もありますが、その頻度は稀といってよいでしょう。
なぜ更年期があるのか?
更年期障害は、閉経にともない卵巣の働きが衰え、女性ホルモンである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌が急激に減少することで起こります。 エストロゲンの分泌量が減少すると、今までエストロゲンによって調節されていた、からだのいろいろな機能がうまく働かなくなります。
更年期 ホットフラッシュ いつから?
プレ更年期の時期は30代後半から40代半ば、更年期は45歳から55歳位まで。 また、更年期では、自律神経の働きが乱れる症状(ホットフラッシュ、のぼせ、イライラなど)が頻繁にみられるようになり、日常生活に支障をきたすようになると「更年期障害」になります。