○栄養成分としての働きから 夜尿症には、昔からギンナンが効果的だといわれています。 これはギンナンに含まれるカリウムなどの成分が腎臓(じんぞう)に働きかけて、排尿を調節するためだと考えられます。 ただし、食べすぎると中毒を起こすので、1日8~10粒を目安に与えるようにしてください。
ぎんなん 頻尿?
せき止めや、夜尿症の改善として漢方で利用 せきや気管支炎には、煎ったぎんなんを水煮したものを、頻尿(ひんにょう)、夜尿症には煎ったぎんなんを毎日 3~4 個食べるのがよいと言われています。
ぎんなん 膀胱?
膀胱(ぼうこう)をあたため、尿意を抑える働きがあることから、夜尿症(やにょうしょう)の治療などに利用されています。 せきや気管支炎には、煎(い)ったギンナンを水煮したものを食べるといいでしょう。 頻尿(ひんにょう)、夜尿症には煎ったギンナンを毎日5~6個食べるのがよいとされています。
ぎんなん 利尿作用?
銀杏の種(食用の銀杏)は抗利尿作用があり、夜尿症対策に効果ありとされていますが、生ではメチルピリドキシンという毒性を持つため、少量のみ利用することとされています。 当然ですが、食用にする場合も、メチルピリドキシンには注意が必要です。 最近は、おつまみなどで「揚げ銀杏」も流行っているようです。
ぎんなんの効果効能?
●ぎんなんに含まれる成分と性質 ぎんなんの食用部分は殻の中の胚乳の部分で、脂質、糖質、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、カリウムなどを含みます。 滋養強壮、強精効果のほか膀胱や肺を温める働きがあり、頻尿や夜尿症の改善、喘息の治療、咳止め、たん切りなどに効果があるといわれています。