ぎょう虫の成虫(おとな)は、人間の大腸・直腸で生活しています。 このうち、メスが夜間に肛門から体外に出てきて肛門周囲の皮膚に卵を産み付けます。 卵は粘着性の物質により皮膚に付着していますが、この粘着性の物質およびメスが肛門周囲を動き回ることにより、かゆみが生じます。 11 июл. 2019 г.
ぎょう虫がいるとどうなるか?
ぎょう虫はヒトにしか寄生しません。 感染しても、少数のぎょう虫寄生の場合はほとんどが無症状です。 しかし、多数になると下痢や腹痛等をきたす事があります。 また、子供の場合、肛門周囲の掻痒感(かゆみ)のために、寝不足になったり、夜泣き、注意力散漫、肛門周囲をかくことによる皮膚炎などを起こす事があります。
ぎょう虫 どこから感染する?
まず、ぎょう虫の卵が口から入ることによって感染します。 卵は腸管で孵化し、成虫となって盲腸に寄生します。 約1か月でメスが卵を産み始めます。
蟯虫 どんな痒み?
蟯虫の雌成虫は夜間に大腸を下降し、肛門周囲に産卵します。 虫卵は5~6時間後に感染可能な成熟虫卵になり、手指、おもちゃ、寝具、衣服などを介して口や鼻から摂取されて自分または他人に感染します。 症状は肛門周囲のかゆみですが、それが不機嫌や不眠、注意力低下の原因となることがあります。
うさぎ 蟯虫 どこから?
原因 この病気はウサギ蟯虫(学名:Passalurus ambiguus)という線虫によって起こります。 この寄生虫はうさぎの肛門まで出てきて、肛門の周囲の皮膚に産卵を行うという特殊な産卵法をとります。 その後、排泄時に虫卵が便の表面に付着し、他のうさぎの感染源になります。