一般的に、葬儀の前や葬儀の最中に挨拶する際には「ご愁傷様です」「ご愁傷様でございます」といった現在時制(通常の終止形)の表現を用い、葬儀や法要を終えてから挨拶する場合は、「ご愁傷様でした」「ご愁傷様でございました」といった過去形の表現が用いられる。
ご愁傷様とはどういう時に使う?
「ご愁傷様」とは「嘆き悲しむ」「傷をうれえる(心配する)」という意味の「愁傷(しゅうしょう)」に「ご~様」という敬意表現がついたお悔やみの言葉です。 近年では「連日残業でご愁傷様」のように同情の意味を含めて日常的に使うケースもあり、弔事で使うことをためらってしまう方もいるようです。
ご愁傷様です お悔やみ申し上げます どっち?
つまり、死を悼み悲しむという意味では「お悔やみ申し上げます」も「ご愁傷様です」も同じです。 ただし、「お悔やみ申し上げます」は口語にも文面にも使うことができますが、「ご愁傷様です」は口語としてしか使えません。 弔電やメールには「お悔やみ申し上げます」を使いましょう。
ご愁傷様はいつまで使えますか?
「ご愁傷様でした」はいつまで使える 第1章で「ご愁傷様でした」は、葬儀などの後の挨拶で使われると述べましたが、いつまで使えるのでしょう? ズバリ結論からお話します。 「ご愁傷様でした」は、死後四十九日まで(忌中)を目安に使うとよい。
お悔やみ申し上げますとはいつ使うのか?
亡くなった直後に使う言葉 ちなみに、お悔やみ申し上げますは亡くなった直後や葬儀の時に使われる言葉ですので、四十九日法要や年忌法要の時には使いません。