そして、「愁傷」という言葉は、「心の傷を愁える」ということになり、「相手を気の毒に思う」という意味になります。 つまり、「ご愁傷様です。」 という言葉は、「気の毒に思っています」という意味になります。 ちなみにこの言葉は、葬儀の時以外でも使用することはできます。
ご愁傷様とはどういう時に使う?
「ご愁傷様です」は基本的に、お悔やみの気持ちを表すために葬儀の場で使用することが大半です。 相手の身内に不幸があった時や、大きなトラブルに巻き込まれてしまった時に「わたしはあなたを心配しています」「あなたが心を痛めているとわたしも悲しい」と伝えるために用います。
ご愁傷様は誰に言う?
参列者からの、「少しでもご遺族の心に寄り添いたい」という心遣いなので、タイミングは人によって場合によってさまざまです。 親しい間柄の友達に対して「ご愁傷様です」と言うこともあります。 この場合は、からかいや皮肉を込めた意味になります。 友達に対して「ご愁傷様です」を使うタイミングの一例は、以下の通りです。
ご愁傷様ですと言われたら何と答える?
「恐れ入ります」は、「ご愁傷様です」に対する最も無難な返答です。 恐縮しているという意味を含みますので、上司などの目上の方に対しても使うことのできる返答になります。 ・ご丁寧に恐れ入ります。 ・本日はお足元の悪い中を、遠方よりお越しいただきまして恐れ入ります。
お悔やみ申し上げますとはどういう意味?
お悔やみ申し上げますの「お悔やみ」とは、弔い言葉の中のひとつです。 故人が亡くなられたという事実を知った悲しみと、遺された家族へ弔いの言葉を伝えるという意味があります。