女性ホルモンの減少と骨粗しょう症との深い関係 このうち、エストロゲンには骨の形成を促し、骨の吸収(古い骨を壊す)を抑える働きがあります。 ところが、40代以降になるとそれまで骨を守っていたエストロゲンの分泌が減少するために、骨密度が低下し骨の質も劣化して骨がもろくなり、進行すると骨折の原因になります。
エストロゲン低下 骨粗鬆症 なぜ?
エストロゲンは、破骨細胞(古い骨を吸収する細胞)と骨芽細胞(新しい骨を作る細胞)の両方に作用しています。 閉経にともなうエストロゲン欠乏により、破骨細胞による骨吸収が亢進して、骨量が減少すると考えられています。
エストロゲン なぜ 骨粗鬆症?
女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、骨の新陳代謝に際して骨吸収をゆるやかにして骨からカルシウムが溶けだすのを抑制する働きがあります。 そのため、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。
骨粗鬆症には何が効く?
栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本です。 ♦カルシウム牛乳・乳製品、小魚、干しエビ、小松菜、チンゲン菜、大豆製品など※ 骨粗しょう症や骨折予防のためのカルシウムの摂取推奨量は、1日700~800㎎です。
骨粗鬆症 何%?
骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。