骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。 しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。 骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。
骨粗鬆症骨折が最も起こりやすいのはどれか?
骨粗鬆症の症状 骨粗鬆症の症状で最も怖いのが骨折です。 高齢者に起こりやすい骨折は、大腿骨近位部骨折(頚部骨折)、脊椎圧迫骨折、手首の骨折(橈骨遠位端骨折)、上腕骨骨折で、いずれも転倒により発症する場合が多いとされます。
骨粗鬆症性骨折が起こりやすいのはどれか 胸椎?
「みぞおち」の後方にある背骨(胸椎と腰椎の移行部)に骨折が生じやすいのですが、痛みは骨盤付近の腰部に感じます。 痛みには特徴があり、寝ている姿勢から起き上がろうとする瞬間に鋭い痛みが生じ、一旦立ち上がればあまり痛くなく、歩行もなんとか可能というもので、「体動時腰痛」といわれます。
骨粗鬆症性骨折はどれか?
骨折しやすいのは、背中や腰(脊椎椎体骨折、圧迫骨折ともいいます)、脚の付け根(大腿骨近位部骨折)、手首(橈骨遠位端骨折)、肩(上腕骨近位部骨折)の4か所です。
骨粗鬆症になるとどうなる?
背骨がもろくなると、背骨が体の重みでつぶれたり、変形する圧迫骨折がおこりやすくなり、背中が曲がったり、姿勢が悪くなったりします。 その結果、日常生活に支障をきたすことにつながります。 姿勢が悪くなると、内臓への悪い影響(胸やけなど)が出ることがあります。 骨粗鬆症は圧倒的に女に多い病気です。