骨粗鬆症の症状 骨粗鬆症の症状で最も怖いのが骨折です。 高齢者に起こりやすい骨折は、大腿骨近位部骨折(頚部骨折)、脊椎圧迫骨折、手首の骨折(橈骨遠位端骨折)、上腕骨骨折で、いずれも転倒により発症する場合が多いとされます。
骨粗鬆症の関連疾患は?
続発性骨粗鬆症糖尿病動脈硬化慢性閉塞性肺疾患内臓疾患(慢性腎臓病、肝臓病)内分泌疾患(甲状腺機能亢進症、副甲状腺機能亢進症など)栄養不良(神経性食嗜不振症、胃切除後、吸収不良症候群など)運動器疾患(関節リウマチなど)薬剤性(ステロイド剤、抗鬱薬、ワーファリン、メトトレキサートなど)
高齢者の骨折でよくみられるのはどれか?
このうち、高齢者の転倒による骨折で最も多いのは、大腿骨頸部骨折です。 閉経や加齢に伴い、高齢者は骨量の減少がみられます。 また、平衡感覚・視力・筋力などの低下により、容易に転倒を招きやすくなります。
骨粗鬆症になると生じやすい骨折はどれか?
骨粗鬆症になっても、痛みはないのが普通です。 しかし、転ぶなどのちょっとしたはずみで骨折しやすくなります。 骨折が生じやすい部位は、せぼね(脊椎の圧迫骨折)、手首の骨(橈骨遠位端骨折)、太ももの付け根の骨(大腿骨頚部骨折)などです。
骨粗鬆症のある高齢者で起こりやすい骨折はどれか 国試?
高齢者の転倒で多発するのが大腿骨頸部骨折と大腿部転子部骨折である。 骨粗鬆症が関連しているため女性に多い。 高齢者の転倒による骨折で多い部位は大腿骨、脊椎、上腕骨、橈骨である。