骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。 骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。 日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります
骨粗鬆症とはどんな病気?
骨粗鬆症とはどんな病気ですか。 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは、骨のカルシウム分(骨量)が少なくなり、骨の強度が低下してしまう病気です。 その結果、骨がもろくなり、腰が曲がったり、背中や腰の痛みを訴えるようになり、またちよっとしたことでも骨折しやすくなります。24 авг. 2021 г.
骨粗鬆症になったらどうなる?
骨粗鬆症にかかると、強い外力がなくても骨折が起こります。 背骨は骨折するたびに圧迫変形を起こして、次第に背中が円くなります。 長期間経過をみると、骨折を起こしたときはしばらく激しい痛みがありますが、骨折が治るとともに激しい痛みは消え、慢性的な痛みとなっていきます。
骨粗鬆症 どんな人?
高齢者や女性以外でも 過去に骨折したことのある人、タバコを吸う人、お酒を多く飲む人、ステロイド系のお薬を使用している人、両親に骨折歴[特に太ももの付け根の骨折]のある人、運動不足の人や、体を動かすことが少ない人は骨粗鬆症になりやすいといわれています。
骨粗鬆症は何科に行けばいい?
いま骨粗鬆症は、おもに整形外科、外科、内科、婦人科の医師によって診療が行われています。
骨粗鬆症は痛みを伴いますか?
骨粗鬆症では骨が弱くなります。 その結果ちょっと転んだり、負担がかかるだけで背骨が徐々につぶれること(圧迫骨折)があり、この際には強い痛みを伴います。 (急性の痛み)
骨粗鬆症は自覚症状がない可能性がありますか?
骨粗鬆症は自覚症状がないため、骨密度の検査を定期的に受けるなど、日頃から意識してチェックすることが大切です。 骨粗鬆症によって直接命をおびやかされることはありませんが、要介護になったり、寝たきりになったりする可能性は十分にあります。
どのくらいの年齢で骨粗鬆症になるのですか?
骨粗鬆症は女性の場合、平均60代で、早い方だと40代からなってしまいます。 男性でも平均85歳頃には骨粗鬆症になります。 ガンと違い、誰でも年齢を重ねれば掛かってしまう病気、それが骨粗鬆症です。 こう聞くと、骨粗鬆症は加齢でしょ? なったもんは仕方ないんじゃないの? どうせ治せないんでしょ? とおっしゃる意見を良く効きます。 これは、私は国や学会の啓蒙不足としか言いようがありません。 知らないものはしょうがない、そう思われるのも当然と思います。 しかし、骨粗鬆症は治療することで、十分骨折を予防することが出来ます。 特に骨粗鬆症になりそうな段階で見つけて、早期治療しておくことで、そんな大変な治療をせずに済むことが多いです。
骨質劣化型の骨粗鬆症と診断できますか?
骨質劣化型の骨粗鬆症の方で、背骨の圧迫骨折に至っていれば骨粗鬆症と診断できますが、圧迫骨折になるまで骨質劣化型の骨粗鬆症を診断できないのは困りますよね? そこで、開発されたのがTBS(海綿骨構造指標)という骨質を調べる解析ソフトです。 こちらの解析ソフトを現在の骨密度検査機に導入すると腰の骨の質を調べてくれます。 実はこのソフト数年前に発売されたのですが、導入に数百万円 (大腿骨の骨密度検査機がもう一台買える費用)が掛かること、保険適応になっていないため診療報酬が一切得られないのが理由で大腿骨の骨密度検査機を所有している医療機関でもほとんど導入していないのが現状のようです。