骨の役割は「体を支える」、「脳や内臓などを保護する」、「運動の起点」、「血液を造る」、「カルシウムの貯蔵」の5つあります。
骨の仕組みは?
骨の構造は、表面を覆う白色の結合組織である骨膜、その内側の硬い骨質からなる緻密骨、内部に骨髄を含む柔軟な骨質の海綿骨という3層からなります。 骨膜には、神経・血管・リンパ管が通っていて、刺激伝達や栄養の運搬という仕事を担い、骨の成長をつかさどります。
骨形成の仕組みは?
骨の新陳代謝のしくみ まず破骨細胞が酸や酵素で古い骨をこわします(骨吸収)。 次に、骨芽細胞がコラーゲンを生成し、そこに腸で吸収されたカルシウムが付着して新しい骨がつくられます(骨形成)。 この繰り返しが約3年のサイクルで回っており、骨は大人になっても日々生まれ変わっています。
なぜ骨は動くのか。?
筋肉が縮むと、骨が引っ張られ肘がまがります。 筋肉が伸びると、肘がまっすぐになります。 筋肉の伸び縮みで、関節は曲がるのです。 体は、骨と関節、筋肉が一緒に働くことで動くのです。
骨と筋肉の仕組みは?
私たちのからだは骨格筋という筋肉と骨、関節の連係プレーによって動いています。 筋肉の端は腱という強い組織で骨と付いています。 骨格筋は細長い筋線維が集まってできており、その中にはさらに細い筋原線維がギッチリ詰まっています。 筋原線維にはタンパク質でできたサルコメアと呼ばれる収縮の最小単位が無数に連なってできています。