筋肉が縮むと、骨が引っ張られ肘がまがります。 筋肉が伸びると、肘がまっすぐになります。 筋肉の伸び縮みで、関節は曲がるのです。 体は、骨と関節、筋肉が一緒に働くことで動くのです。
どうして体が動くのか?
膝や肘など、人間の体が動くところは全部この関節で出来ています。 この関節の膨らみに色々な筋肉がついて、そしてこの筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節が動き、色々な筋肉がついて、そしてこの筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節が動きます。 関節が動くから体が動くといえるのです。
なぜ腕が動くのか?
「うでが動くのはこのひものおかげで、かたのほうのひもが引っぱってうでが動く。 ひじの筋肉(きんにく)がひじのところでおされて、筋肉が出てきてかたくなる」と言います。 うでの中にひものようなものがある。 それがうでの先を引っぱってうでが曲がると予想したのです。
なぜ指が動くのか?
指の場合、個々の指を動かす神経細胞(脳から筋肉に電気の指令を送る細胞のこと)が、それぞれ別の場所に存在しているわけではありません(2)。 つまり、「ある神経細胞Aが指令を送ると人差し指が動いて、別の場所にある神経細胞Bが指令を送ると薬指が動く」ことには、必ずしもならないのです。
なぜ筋肉は動くのか?
筋肉にはアクチン線維とミオシン線維が交互に並び、重なる 部分に入れ子のようにアクチン線維が滑り込むことで筋収縮が起きる(図上)。 そのとき、ミオシン線維につながれたミオシンというモーターの役割をする タンパク質が首振り運動をすることで移動するという説が、教科書には 紹介されている。