骨(ほね)は、小魚や牛乳(ぎゅうにゅう)にふくまれているカルシウムやリンでできています。 ですから、骨を強くするためには、牛乳を飲んだり、小魚をたくさん食べることが必要です。 そのほかに、骨の中には「にかわ質」とよばれるものや水分が入っています。
骨は何からできているの?
骨の主成分は、リン酸カルシウムとタンパク質です。 骨の中の無機質(主にカルシウムとリン)の量を「骨量(骨塩量)」といい、単位体積内の骨量を「骨密度」といいます。
骨って何?
ほね【骨】 1 脊椎動物の内骨格を構成する構造物。 膠質 こうしつ および石灰質を成分とし、骨組織・骨髄・軟骨組織・骨膜からなり、体の支持・運動や内臓の保護、骨髄での血球生成などの働きをする。 ふつうは硬骨をさし、膠質だけのものを軟骨という。
骨 なぜ?
このように、骨の第1の役割(やくわり)は、体をささえることです。 第2は、体の中身を保護(ほご)するはたらきです。 わたしたちの頭蓋骨(ずがいこつ)は、大事な脳(のう)を守るヘルメットのような役目をしています。 また、骨盤(こつばん)も、内楕ないぞう)を守るはたらきをしているのです。
骨はどうなっているのか?
コラーゲンという繊維(鉄筋)のまわりにリン酸カルシウム(コンクリート)がたくさんくっついて骨ができているのです。 骨は生きた細胞からできていて、それぞれが手を取り合うように結びつきあっています。 骨は、16〜18歳の成長期によく伸びます。 骨には小さな穴があいていて、そこには血管が通っています。