元の骨の長さにもよりますが、1回の治療で5~10cmほど延長を行います。 1日1mmで延長していくと10cm延長するのに3か月ほどで終了します が、延長した仮骨が十分成熟してから創外固定器を外すため、総治療期間は大体延長期間の2~3倍の日数が必要となります。
骨延長手術 何年?
5センチの延長で、創外固定器装着期間は平均約3~4ヶ月です。 しかし個人差が大きく、非常に骨形成が不良の場合1~2年以上の治療期間を要する場合もあります。
骨延長手術の危険は?
骨延長手術は劇的な効果をもたらしますが、その反面いろいろな合併症のリスクがあります。 たとえば、関節拘縮です。 下腿の骨を延長するとその上下の膝関節と足関節の動きが硬くなる可能性があります。 正しい手術と適切な術後のリハビリテーションを行わなければ、膝が伸びなくなったり、足首の関節が背屈しにくくなったりします。
骨延長手術 何歳から?
関節再建をも含めて綿密な治療計画をたてる必要があり、また通常複数回の手術が必要となります。 骨延長の時期。 理論的には4歳頃から成人にいたるまで、どの年齢でも可能です。 しかし、あまりに年齢が低いと延長中の合併症に対応するのが難しかったり、延長中のリハビリテーションがスムースにゆかなかったりする場合があります。
骨延長手術 何円?
手術代に加え、術後療養期の滞在費、食事代、人件費などを含めると、日本で手術した場合は1500万~2000万円くらいかかると思います。