元の骨の長さにもよりますが、1回の治療で5~10cmほど延長を行います。1日1mmで延長していくと10cm延長するのに3か月ほどで終了します が、延長した仮骨が十分成熟してから創外固定器を外すため、総治療期間は大体延長期間の2~3倍の日数が必要となります。
骨延長手術 いくら?
僕は両足の太腿とスネ、計4カ所の骨延長手術を受けました。 術後すぐは歩けないので、一定期間は不自由な生活となります。 手術代に加え、術後療養期の滞在費、食事代、人件費などを含めると、日本で手術した場合は1500万~2000万円くらいかかると思います。 ――それはかなりの金額ですね。
骨延長手術の危険は?
骨延長手術は劇的な効果をもたらしますが、その反面いろいろな合併症のリスクがあります。 たとえば、関節拘縮です。 下腿の骨を延長するとその上下の膝関節と足関節の動きが硬くなる可能性があります。 正しい手術と適切な術後のリハビリテーションを行わなければ、膝が伸びなくなったり、足首の関節が背屈しにくくなったりします。
骨延長手術の読み方は?
こつえんちょう‐じゅつ〔コツエンチヤウ‐〕【骨延長術】 骨折が治癒する過程で形成される仮骨を牽引することで骨を延長する治療法。 骨を切断した後、器具で固定し、徐々に延ばしていく。
骨端線 何センチ伸びる?
手のレントゲンを見て、骨端線が閉じた瞬間を確認でき時から約2cm程度伸びる可能性があります。 ただし全身の骨端線が閉じた状態であれば、伸びる可能性はほぼゼロという表現ができると思います。