●骨折した部分を動かさないようにして、患者を安全な場所に移動させる。 傷があれば、先に傷の応急処置をする。 板や傘、雑誌、毛布、定規など、副木に使えそうなものを探す。 骨折部の上下の関節を含めて副木で固定する。 包帯は副木が動かない程度に、きつすぎず、ゆるすぎず巻くのがコツ。
粉砕骨折は治りますか?
多くの骨折は,適切な治療を行えば数ヵ月〜半年くらいで順調に治癒します. しかし,開放骨折や粉砕骨折などもとから治療が難しい骨折や,適切な治療が行なわれなかった場合には,なかなか骨折が治癒しないこともあります. 遷延治癒,骨癒合不全,偽関節とよばれる状態で,全ての骨折の数%程度の頻度で発生すると言われています.
骨折 治療しないとどうなる?
骨折を放置すると、腫れや痛み、内出血などの症状がさらに悪化する恐れがあります。
骨折したらどれくらいで治る?
骨折がある程度固まるのが4〜6週間ですが、完全に癒合するのは早くても2、3ヶ月以降となります。
骨折かどうか調べる方法?
外から見ただけでは折れているかどうかわからないときは、痛めた部位をそっと押してみて、そこに強い痛みがあれば骨折が疑われます。 押したときに感じる痛みを「圧痛」といいます。 完全に折れているときだけでなく、ひびが入ったときもこの圧痛はみられます。
骨が折れたらどうなる?
骨折の症状は、腫脹と皮下出血、疼痛と圧痛、変形と異常可動性、機能障害です。 骨の周りには神経や血管が豊富なことから、骨折すると強い痛みと腫れを生じます。 骨折部とその周囲からの出血が皮下に広がり、あざができたり、変色したりします。
骨折中 何する?
骨折療養中でも、骨折部の固定を保ちながら日中はできるだけ活動して体を動かしましょう。 よく動くことで全身の血行がよくなり、骨の癒合も促されます。 寝てばかりいたり、座りっぱなしでいたりすると、筋力低下にもつながるのでよくありません。