痛み(圧痛)・内出血・腫れ・関節の変形など、骨折の症状・原因を紹介します。
骨折してるかどうか?
痛みがある 外から見ただけでは折れているかどうかわからないときは、痛めた部位をそっと押してみて、そこに強い痛みがあれば骨折が疑われます。 押したときに感じる痛みを「圧痛」といいます。 完全に折れているときだけでなく、ひびが入ったときもこの圧痛はみられます。
骨折してるかどうか 腕?
前腕の骨だったら、手首を曲げて、相手の手のひらをひじに向かって“とんとん”と押すように叩きます。 上腕の骨だったら肘を肩に向かって垂直に叩きます。 この検査で痛いようなら骨折を疑います。 ポイントは、直角に叩く事です。
骨にヒビ入ったらどうなる?
ひびを放置すると… 指の骨にひびが入ったまま放置すると、骨がくっつかないままになってしまうこともあります。 骨がくっつかないままだと、手の動きや神経に影響を与える可能性もあるので、指を強く打ち付けたり、転んだりして痛み・腫れ・内出血などがある場合は、放置せずに病院で診察を受けましょう。
骨折の痛み どんな感じ?
完全に骨が折れずに、ひびの状態も骨折であり、痛みがあります。 症状は患部の痛み、腫れ、内出血、患部を押したときの痛み(圧痛)、骨折部が動く音(轢音:れきおん)、変形などがあります。 傷のない場合や傷と骨折部がつながってない場合は閉鎖性骨折、傷と骨折部がつながっている場合は開放骨折といいます。