運動による関節への負担や肥満、加齢、疾患が原因で関節部分に痛みや腫れが生じている状態を関節炎といいます。
関節炎 どこ?
関節炎で最もよくみられる症状は痛みです。 炎症を起こしている関節には、熱と腫れがある場合もあり、頻度は低いものの関節を覆う皮膚が赤くなることがあります。 関節炎は、腕や脚の関節だけに起こる場合もあれば、脊椎や骨盤といった骨格の中心部の関節に起こる場合もあります。
なぜ関節炎になるのか?
関節の痛みが起こる原因は、スポーツなどで靭帯や半月板などを傷めたときや、関節リウマチ、感染性関節炎、痛風発作、インフルエンザなどの病気によるものなどいろいろありますが、日本人に最も多いのは変形性関節症です。 加齢とともに骨と骨との間のクッションの役割をする軟骨がすり減って痛みが発生します。
どんな人がリュウマチになる?
高血圧や糖尿病のようになりやすい体質は遺伝しますが、リウマチを発症するには他の環境因子が大きな働きをしています。 例えば、遺伝子が全く同じな一卵性双生児でも2人ともリウマチになる確率は約15%です。 また、家族内発症は通常の3.6倍なりやすいと報告されています。
ウイルス性関節炎の症状は?
症状と徴候発熱(5~7日間)粘膜表面と体幹,手,または下肢の皮膚に生じる複数の皮膚病変(点状出血,丘疹,膿疱,出血性の小水疱または水疱,壊死性病変)移動性の関節痛,関節炎,および腱鞘滑膜炎(しばしば複数の腱が侵される),最も多くは手の小関節,手関節,肘関節,膝関節,および足関節にみられ,まれに体幹骨の関節にみられる