心に抱えている不安や恐怖、緊張など精神的なストレスが引き金で起こります。 人によって感受性の違いはありますが、発作を起こしやすい性格として、「几帳面」や「心配症」などが挙げられます。 上記以外に、マラソンなどスポーツの直後や睡眠不足などの肉体的疲労からも起こります。
過呼吸になったらどうすればいいのか?
応急処置 ・過呼吸を起こした傷病者には、大きく息を吸う深呼吸ではなく、吸った息を10秒程度かけてゆっくり吐き出す呼吸法を促してください。 可能であれば、数秒程度、軽く息を止めてみることも有効な手段です。
過呼吸 どんな時?
概要 不安や極度の緊張などで何度も息を激しく吸ったり吐いたりして過呼吸の状態となり体内にある二酸化炭素が放出されて、炭酸ガス濃度が低くなることで本来は中性であるはずの血液がアルカリ性に偏り、身体にさまざまな症状が現れる。 神経質な人や、不安を感じやすい人、緊張しやすい人に起きやすいと言われている。
過呼吸 どうしよう?
気持ちを落ち着かせ、呼吸を整え、特にゆっくり吐くのを意識するよう助言。 「息苦しさを感じ始めた段階ではアメをなめるなどして注意をそらすのもひとつの方法。 周囲の人は話しかけて安心させてあげてほしい」。 腹式呼吸に近づけるため、座って前かがみの姿勢を取ったり、うつぶせに寝たりするのもよいという。
過呼吸 何度もなる?
身体に異常がなく、過換気症候群と診断がついた場合でも、精神的な病気に対する治療をしていかなければ、過呼吸は何度もくり返してしまいます。 改善されないときは精神科や心療内科を受診し、治療を受けましょう。 ※パニック障害・精神疾患と過呼吸については、『過呼吸・過換気症候群の原因とは?