摂食障害のうちの過食嘔吐症は、低体重である場合、死亡率18%にまで及ぶ非常にリスクの高い障害です。 食べることと吐くことを繰り返すことで体内バランスが崩壊し、多臓器不全を起こしてしまうことがあります。 25 февр. 2021 г.
過食嘔吐 なぜ吐くのか?
過食症には、食べた分だけ吐き出す”過食嘔吐”と、まったく吐かずに食べ続けるケースがあります。 過食嘔吐は、食欲のコントロールができなくなり我を忘れて食べ過ぎてしまう症状です。 その後、「なぜ食べてしまったんだろう」と罪悪感や嫌悪感を抱き、このことをなかったことにしようと意図的に吐きます。
過食嘔吐は何科?
A. 摂食障害の治療を担当する診療科は主に精神科や心療内科、小児の場合は小児科や児童精神科です。
嘔吐しすぎるとどうなる?
まず、頻繁に嘔吐すると、胃酸の影響で歯の表面が溶けて痛みが生じたり、口腔内の炎症が多くなったりします。 また、胃酸や腸液が失われると、体内のカリウムが失われ、低カリウム血症になります。 これは、心臓に影響を与え、不整脈などが生じることも珍しくありません。
過食続けるとどうなる?
過食を続けると「体重増加」「虫歯」「唾液腺の肥大」「誤嚥性肺炎」「逆流性食道炎」「摂食障害」などを発症するリスクもあります。