自己誘発嘔吐をやめると、胃液とともに排出されていたクロールの減少が起きなくなりますから、失われていた水分とともにナトリウムが細胞内に取り込まれるようになり、一過性に浮腫(ムクミ)が起きます。 身体は腎臓で体内の水分の調整を行いますから、尿量が増えるわけです(「浮腫み」参照)。
過食嘔吐 なぜやめられない?
これには理由があります。 過食嘔吐には非常に大きなエネルギーが必要ですから、それを途中で止めたとき、そのエネルギーが自傷行為や暴力などさらなる逸脱行為に代わってしまう可能性があるからです。
過食嘔吐 続けると どうなる?
また、吐く、下剤を使うなど、体重を増やさないための行動が見られます。 過食時間以外は絶食という場合もあります。 嘔吐が続くと唾液腺が腫れたり、歯の表面が胃酸で溶けたりすることもあります。 嘔吐や下痢(下剤常用の場合)でカリウムが失われ、不整脈が出ることもあります。
過食嘔吐 すすぎ 何回?
嘔吐後は真水で30回くらいうがいして、歯磨きは口腔内が中性に近づく30分後に柔らかい歯ブラシで行います。
過食 止まらない なぜ?
過食をしている時は食べることに集中しており、一時的にストレスから離れられるため、食べ過ぎてしまいます。 ストレスが溜まると神経物質「ノルアドレナリン」が増加し、“過食の欲求”を刺激します。 一方、感情をブレーキする神経物質「セロトニン」は減少していくため、食欲を抑えられずに過食してしまうのです。