なぜ海水はなくならないのかといいますと、水はいろいろな姿になって循環しているからなのです。 海水の表面が太陽の熱で暖められると、水蒸気ができ、雨や雪として地上に降ってきます。 雨水や雪解けの水は、一部は川となって、池や湖などにたまり、そこから海へ流れ込みます。 29 мар. 2017 г.
水はなぜ無くならない?
降った雨は、地下にしみこんだり、川に集まったりして、また海に戻って行くのです。 水は、自然のなかでめぐりめぐってもとに返り、これをくりかえしているのです。 これを“水の 循環 じゅんかん ” といいます。 つまりこのくりかえしがうまくいっているときには、川の水はなくならないのです。
海の水はなぜこぼれないのか?
海の水があふれないのは、世界の川の水が海に流れこむ量よりも、海から蒸発(じょうはつ)する水の量がずっと多いためです。 海や陸から蒸発(じょうはつ)した水蒸気(すいじょうき)は、上空に上がって雲になり、雨や雪となって陸や海にもどってきます。
海がなくなるとどうなるか?
川や湖など、陸地から蒸発した水蒸気というのももちろんありますが、海からのものと比べればその量はわずか。 ですので、海の水がなくなると雲はほとんどできなくなり、雨も降らなくなるのです。 雨が降らない。
海 いつなくなる?
この水の量は地球全体で毎年23億トンくらいになり、現在の海から毎年この量が失われていくとすると、約6億年で海の水はなくなる計算だという。