生命の源、母なる海へ還りたいという想い、海の好きだった故人様にふさわしい最高のセレモニーとなることでしょう。 散骨を行い、ご遺骨の一部を手元供養なさる方もいらっしゃいます。 海の見える場所まで行って手を合わすというのも良いと思います。 また、散骨したポイントまで行ってお参りする事も出来ます。
海洋散骨の問題点は?
故人をお参りをするところがない これは海洋散骨の最も大きなデメリットではないでしょうか。 遺骨をすべて散骨してしまうと身近に故人の遺骨が無いため、供養、法要、お参りするところがありません。 故人の命日や気分が向いたときにお墓参りに行くことができない等の問題が生じます。 海洋散骨した遺骨は手元に戻ってきません。
海への散骨の許可は?
海洋散骨を行う際は基本的に申請や許可は不要ですが、お墓から遺骨を取り出す際に届け出が必要な可能性があります。 現代社会において散骨のニーズが高まっている状況から今後は、散骨に関する法律が整備される可能性も十分にあります。 故人との別れがよりよい思い出となるよう、散骨を検討する際は最新の情報を確認することが大切です。
海洋散骨のやり方は?
まずは故人様のご遺骨をご用意いただき、海洋散骨業者に依頼して散骨できる海域まで連れて行ってもらいます。 次に散骨しても問題ない場所でご遺骨を散骨します。 その後、お花とお酒で献花・献酒を行い、黙祷。 最後に海域を3周して故人様とお別れを行います。
散骨の条件は?
日本には、散骨の可否を規定する法律がないからです。 火葬や納骨などに関する法律には、「墓地、墓埋などに関する法律」(通称「墓地墓埋法」)があります。 墓地墓埋法では、「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない(第4条)」とされています。