汗をかくことで体内の水分が失われますが、体重のわずか1%の水分喪失で体の深部温度の上昇につながってしまいます。 これは体重60kgの人だと0.6kgの体重減少がこの状態に相当します。 また、3~5%の水分喪失で心臓血管系に負担がかかり、体の熱を下げる機能が低下します。
汗をかくと痩せますか?
気温が高くなると、外で汗をかいていると痩せてるような気になりますが、それは勘違いです。 いくら汗をかいても痩せません。 「汗をかく」と一見、カロリーをたくさん消費していると思いがちですが、運動・サウナ・外気が暑いからかく汗は実はほとんどエネルギーを使っていません。
サウナで何キロ痩せる?
「サウナ~水風呂」を何度か繰り返せばアッサリと1~2キロは落ちますから、短期間での減量には効果があります。
1キロ痩せるには何キロ走る?
脂肪は1gで7kcalのエネルギーに相当するため、脂肪1kgを使うには7000kcalの運動が必要になります。 この7000kcalをランニングに置き換えると、1kmで50kcalなので、140km走ることになります。 つまり、体重50kg の人は140km走るごとに脂肪を1kg減らせるというわけです。
なぜ汗をかくと痩せる?
汗に含まれる塩分濃度が低下し、汗はサラサラになり蒸発しやすくなり、汗をかいても汗臭くなりにくい体質となります。 血流量が上がることで代謝が上がり、デトックス効果がアップします。 その結果、良い汗をかくとダイエット効果が高いのです。