寒くなると、足のすねや二の腕、背中など、体のあちこちがムズムズ・ガサガサ、かゆくてたまらない! なんてこと、ありませんか? そうなるのは、皮膚の水分不足に加え外部刺激から肌を守るバリア機能が低下してしまうからです。 ちょっとした刺激にも敏感になり、かゆみを感じてしまうようになります。 9 февр. 2022 г.
冷やすと痒くなる なぜ?
特に、暖かいところから寒いところへ移動するなど、急な温度変化を伴うようなシチュエーションで、症状が出やすい傾向があります。 いずれの寒冷蕁麻疹も、寒冷刺激によって、かゆみの原因物質であるヒスタミンが皮膚の内部に大量に分泌され、その働きによって蕁麻疹が生じます。
寒い かゆい なぜ?
冬は、空気が乾燥するので、皮膚からの保湿成分が減少し、乾燥肌になります。 乾燥した肌はバリア機能が低く、外部刺激を受けやすくなり、かゆみが出ます。 また、肌のターンオーバーが滞って角層が厚くなり、ブツブツした部分ができます。
体中が痒くなるのは何故?
かゆみの原因は「肌のバリア機能の低下」 肌のバリア機能とは、肌表面にある「角層(角質層)」が、紫外線や花粉、ウイルスといった外部刺激が体内に侵入するのを防ぎ、その一方で、体内から水分や油分が蒸発するのを防ぐ役割のこと。 バリア機能が低下した肌は、うるおいを保てずに乾燥します。
背中が痒くなるのは何故?
そもそも、なぜ背中がかゆくなるのでしょうか。 皮膚表面に外部から何らかの刺激が加わったり、体の中でアレルギー反応が起きたりすると、かゆみを引き起こすヒスタミンなどの物質が体内に放出されます。 放出されたヒスタミンなどの物質が神経に作用することで、かゆみを感じると考えられています。